コーヒーの飲み頃はいつ?
コーヒーを買って、できる限り美味しいまま飲み切りたい。けど…
コーヒーをご家庭で楽しむには、保管の仕方がとっても大切。コーヒーは、保管方法を間違えているとすぐに美味しくなくなってしまいます。逆に正しく保管ができれば、コーヒーがだんだん美味しくなったりします。(エイジング効果)
コーヒーを正しく保管し、コーヒーのエイジングによる味わいの変化を楽しみながら飲み切る方法をご紹介します。
コーヒーの飲み頃はいつ?
コーヒーの飲み頃については、焙煎直後派やエイジング派もいるので一概にはいえないのですが、私は焙煎後4日以降から飲み始める事をおすすめします。
理由としては、
1.「コーヒーガスによって抽出が不十分になりやすい」からです。よくコーヒーをハンドドリップする際に、すごく膨らむと新鮮感がでます。その膨らみはコーヒーに含まれるガスが原因で焙煎直後は大量のガスを放出します。そのガスにより抽出が不十分になります。大量に放出するガスをコントロールして抽出するのは難しくまずいとかではないのですが薄い味のコーヒーになります。
2.コーヒーオイルがアロマオイルに。
コーヒーに含まれている油分(コーヒーオイル)は焙煎4日以降から香りが変化し複雑さが増して、香りが豊かになります。4日から2週間は美味しく変化し、その後は酸化による匂いが徐々に強くなっていきます。
上記の理由により4日から3週間が飲み頃です。(豆の状態で保管した場合)焙煎直後やエイジングを進ませて1ヶ月以上が美味しいという事が間違いではなく、そこは好みです。
正しく保管して味わいの変化を楽しみながら3週以内に飲み切るのが理想です。
(粉で保管の場合は、2週以内が限界かな)