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コーヒーは酸化するとどうなる?酸化する時間や味の変化も解説

コーヒーを飲んだとき「あれ、前はもっと美味しかった気がするのに」という経験はありませんか?

もしかすると、コーヒーの酸化が原因かもしれません。

今回は、コーヒーの酸化とはなにか、どれくらいで酸化が進むのか、味や香りの変化についても解説します。

あわせて、おいしさをキープするための保存方法や、酸化が気になるときの対処法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

コーヒーの酸化とは

コーヒーの酸化とは、豆や粉に含まれる油分やポリフェノールなどが空気中の酸素と反応し、性質が変わってしまうこと。

腐るというよりは、おいしさや香りが失われている状態です。

コーヒー豆は焙煎された瞬間から酸化は少しずつ始まり、時間とともに香り成分が飛んで、酸味や苦みのバランスが崩れてしまうのです。

酸化によって、独特の油臭さがでたり、飲んだ後に胃もたれを感じたりする人もいます。

コーヒーの酸化スピード

酸化のスピードは、豆の状態・粉の状態・液の状態で大きく異なります。

豆のままの場合(焙煎豆)

焙煎後、2週間~1か月くらいで風味の劣化が目立ってきます。

劣化が進んでも飲むことはできますが、本来の香りや甘みは少しずつ失われ、嫌な酸味や苦みが出やすくなります。

そのため、2週間くらいで豆を使い切るのがおすすめです。

粉に挽いた場合

粉は空気に触れると面積が広いため、酸化も早くなります。

目安としては3~7日以内に、劣化が目立ってきます。

挽きたてをすぐに使うのが理想で、特に量り売りの粉を買った場合は、なるべく早く飲み切ることが重要です。

淹れた後のコーヒー

冷めたからといってすぐに「酸化してまずい」というわけではありません。

酸化は数時間単位でゆっくりと進行していきます。

常温で何時間も放置すると、香りが飛び、酸味やえぐみが強く感じられるようになります。

酸化を防ぐ保存方法

豆や粉を保存するときは、空気・光・湿気・高温を避けるようにしましょう。

  • 豆は密閉容器に入れて、直射日光の当たらない冷暗所で保管
  • 豆の状態で購入した場合は飲む直前に挽く
  • 挽いた粉をすぐに使わない場合も、密閉保存に入れて冷暗所で保管

上記のポイントを押さえるだけで、酸化のスピードがゆっくりになります。

コーヒー豆の保存方法についての詳しい内容は、こちらをご覧ください。

コーヒー豆の保存方法は?常温・冷蔵・冷凍どれがいい?

淹れた後のコーヒーをおいしく飲み切るには

せっかく淹れたコーヒー、おいしく飲み切りたいですよね。

ホットコーヒーなら、30分~1時間以内に飲み切るのが理想です。

飲み切れない場合は、密閉容器に入れて冷蔵保存し、できれば当日~翌日までに飲み切りましょう。

また、保温ポットに入れる場合は、空気と接触させないように、フタをしっかり閉めること。

ただし、長時間の高温保存は風味が変わる点に注意してください。

酸化しているかも?と思ったときは

明らかに酸化した臭いやえぐみが出ている場合は、無理せず買い替えるのがよいでしょう。

しかし、「ちょっと古くなったかも?」という程度なら、以下のアレンジもおすすめです。

  • 深煎りの豆なら、ミルクやオーツミルクを加えてカフェオレに
  • アイスコーヒーにして、キリっと冷たく楽しむ

ちょっとアレンジすると、おいしく楽しめる可能性がありますよ。

酸化に気をつけてコーヒーを楽しもう

コーヒーは、焙煎されたその瞬間から少しずつ変化していきます。

だからこそ、豆の状態や保存方法、飲むタイミングに少しだけ気を配ることで、風味や香りを引き立てることができます。

お気に入りのコーヒーを最高の状態で楽しめるように、今回ご紹介した保存方法と飲み切り方を参考にしてみてくださいね。

この記事の著者

HEAD ROASTER 樋口

世界1000軒以上のカフェ巡りから「日本人が美味しいと思うコーヒー」の探求が始まりました。2017年に「uni coffee stand」を開業。その情熱は海を渡り、2019年にはNYの新聞で紹介され、ブルックリンでのイベント開催・販売も実現。近年ではSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)主催の品質ワークショップで優勝。世界と日本で磨いた技術で、特別な一杯をお届けします。

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