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エスプレッソ・ダブルとは?豆の量・抽出時間・飲み方も解説

カフェのメニューで「エスプレッソ・ダブル」を目にしたことはないでしょうか。

「普通のエスプレッソとはどう違うの?」「飲み方ってある?」と疑問に思うこともありますよね。

この記事では、エスプレッソ・ダブルとは何かを詳しく解説し、本格的な飲み方についてもご紹介します。

エスプレッソ・ダブルとは

エスプレッソ・ダブルとは、その名の通り、通常のエスプレッソの2倍の量を抽出したもの。別名「ダブルショット」とも呼ばれます。

深いコクと豊かな味わい、しっかりとしたボディ感が特徴で、飲みごたえのある満足感が魅力です。

クレマ(泡)の量も多くなるので、よりリッチな口当たりになります。

じっくりエスプレッソをたっぷり楽しみたい人にぴったりの一杯です。

豆の量

エスプレッソ・ダブルには、14g〜18gの細挽きのコーヒー豆を使用するのが一般的です。

スペシャリティやブレンド豆でも、深煎り〜中深煎りの豆を選ぶと、エスプレッソらしいしっかりとした味わいになります。

抽出時間

エスプレッソ・ダブルの抽出時間は、25〜30秒が目安です。

時間が短すぎると酸味が立ちすぎ、長すぎると苦味が強くなってしまう傾向にあります。

通常のエスプレッソとの違い

通常のエスプレッソと、エスプレッソ・ダブルの違いは以下のとおりです。

  • 味の特徴

シングルは濃厚で軽め、ダブルは力強く満足感あり

  • 抽出量

シングルは約25~30ml、ダブルは約50~60ml

  • 豆の量

シングルは約7~9g、ダブルは約14~18g

エスプレッソ・ダブルの起源

エスプレッソ自体はイタリアで誕生し、イタリアのカフェ文化が発展していく中で、エスプレッソの量を倍にした「ダブル」が生まれたと考えられています。

エスプレッソ・ダブルが生まれた背景には、より多くの量を楽しみたいという人々のニーズがありました。

また、エスプレッソマシンの発展によって、複数のショットを同時に抽出できるようになった点も、ダブルショットの普及を後押ししました。

エスプレッソ・ダブルの基本の飲み方

イタリアで親しまれているエスプレッソ・ダブルの本場流の飲み方をご紹介します。

気軽に取り入れられるので、ぜひ試してみてください。

1. 飲む前に「口の中をリセット」

まずは、少量の水や炭酸水をひと口。

イタリアでは定番の習慣で、コーヒーの前に口の中をさっぱりさせることで、エスプレッソ本来の香りや味わいをしっかりと感じられるようになります。

2. 砂糖を加えて、まろやかに(※お好みで)

エスプレッソに砂糖を入れるのは、イタリアではごく一般的な楽しみ方。

ティースプーン山盛り1〜2杯ほどの砂糖を、惜しみなく加えるのが本場流です。

ここでのポイントは、砂糖を完全に溶かさないこと。ほんのり甘くなったエスプレッソを味わいつつ、カップの底に残った砂糖も最後に楽しむのが粋なスタイルです。

3. 軽くかき混ぜる

エスプレッソの表面に浮かぶ「クレマ」と呼ばれる泡は、香りや旨みを閉じ込めたもの。

そのクレマを壊さないように、スプーンでカップの縁をそっとなぞるように軽くかき混ぜましょう。

4. 熱いうちに、3~4口で飲みきる

エスプレッソ・ダブルでも、基本的には冷める前に3~4口で飲み干すのが理想。

時間が経つと香りや風味が損なわれてしまうため、抽出したての熱いうちにいただくのがおいしさの秘訣です。

5. 最後に、カップの底に残った砂糖を楽しむ

飲み終わった後、カップの底に少しだけ残った砂糖をスプーンですくって味わうのも、イタリアならではの楽しみ方。

ほんのり苦味が残る口の中に、やさしい甘さが広がる瞬間は、小さなデザートのように感じます。

エスプレッソ・ダブルで濃いひとときをじっくり味わおう

エスプレッソ・ダブルは、濃厚で満足感のある一杯。

イタリア流の基本の飲み方を取り入れることで、味わい方の奥行きもぐっと広がります。

エスプレッソ・ダブルを楽しむ際には、ぜひ本記事で紹介した飲み方を参考にしてくださいね。

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