シアトル系コーヒーはまずい?その理由と特徴を解説 | uni coffee stand【ユニコーヒースタンド】

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シアトル系コーヒーはまずい?その理由と特徴を解説

「シアトル系コーヒーって、ちょっと苦手かも」と感じたことはありませんか?

スターバックスやタリーズなどのシアトル系コーヒーは、多くの人に好まれていますが、「まずい」と感じる人も少なくありません。

この記事では、シアトル系コーヒーの特徴とまずいと感じる理由についても解説していきます。

シアトル系コーヒーの特徴

シアトル系コーヒーは、深煎りの豆を使用したエスプレッソベースのドリンクに、ミルクやシロップ、ホイップなどを加えたアレンジが楽しめるのが特徴です。

アメリカ西海岸・シアトルが発祥で、代表的なお店にスターバックスやタリーズがあります。

また、「コーヒーを飲む場=サードプレイス(第3の場所)」という文化を世界に広めました。

広々とした空間でゆっくり過ごすことができ、同時にテイクアウト文化も根付かせていきました。

シアトル系コーヒーがまずいと言われる3つの理由

シアトル系コーヒーが「まずい」「苦手かも」と感じる人には、理由があります。

ここでは、その理由を詳しく解説していきます。

1.ドリップコーヒーが煮詰まったような味になることがある

シアトル系の大手チェーンでは、大量に淹れたドリップコーヒーをポットで保温・保冷して提供する方法が一般的です。

提供のスピードがはやく効率的である一方で、時間の経過とともに以下のような変化が起こりやすくなります。

  • 香りが飛ぶ
  • 酸味や苦味が強調される
  • 雑味が出やすい

一定の時間を目安に廃棄・交換するルールは設けられていますが、それでも抽出したてのフレッシュな味わいとは異なる印象になることも。

コーヒー豆の香りや鮮度にこだわる方からすると、作り置き感が強いドリップはまずいと感じやすい傾向があります。

2.深煎りの苦味が強すぎると感じる人も

シアトル系で使用される豆は、イタリアンローストやフレンチローストなどの深煎りが主流です。

深煎り豆は以下のような特徴があります。

  • 苦味とコクが強い
  • スモーキーでロースト感が前面に出る
  • 酸味は控えめで、ずっしりとした味わい

深煎りが「濃くておいしい!」という人もいれば、「焦げっぽくて苦い」「飲み終わった後に重たい」と感じる人も。

特に最近では、フルーティで酸味がある浅煎りのサードウェーブ系が人気のため、それに慣れている方ほど「シアトル系は重い」と感じやすいかもしれません。

3.ミルクやシロップが主役になりすぎる

キャラメルラテやカフェモカなど、シアトル系にはアレンジ系のドリンクが豊富です。

シアトル系コーヒーの良いところではありますが、「甘すぎてコーヒーの味がしない」「シロップの風味が強くて人工的」と感じる人もいます。

コーヒーの香味よりも味付けが主役になっていることで、純粋に豆の味や香りを楽しみたい人からは敬遠されることもあります。

シアトル系コーヒーのまずいは好みによるもの

シアトル系コーヒーをまずいと感じる理由には、作り置きによる味の劣化や、深煎り・アレンジ中心のスタイルが合わないなどの要因があります。

ただし、必ずしもコーヒーが悪いということではありません。

実際に、エスプレッソの濃厚な味わいや、キャラメルやバニラなどのシロップを使ったアレンジドリンクを好む人も多くいます。

コーヒーにはいろんな飲み方があり、どれが正解というものはなく、自分に合うかどうかが大切なポイントです。

ぜひ、あなたの好みに合ったコーヒーを探してみてくださいね。

この記事の著者

HIGUCHI

長野県出身。喫茶店やカフェという空間に魅力を感じ始めたのは、高校生の頃。仲間と通った馴染みの喫茶店に始まり、日本だけでなく世界中のカフェを探訪。巡ったカフェ件数は数千件に及ぶ。そのカフェ巡りの経験を活かし、2017年11月『uni coffee stand』をオープン。自ら築き上げた人脈を頼りに、世界へ活躍の場を広げている。

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