コーヒーを飲んではいけない時間があった!ベストな時間帯とは?
uni coffee stand(ユニコーヒースタンド)の焙煎士です。今回は、「コーヒーを飲んではいけない時間があった!ベストな時間帯とは?」についてお話させていただきます。
私たちの生活に欠かせないコーヒー。毎日楽しんでいる方が多くいらっしゃいます。
しかし「コーヒーを飲んではいけない時間がある」と耳にしたことはないでしょうか。
確かにコーヒーを避けたほうが良い時間帯があるため、体のことを考えて上手くコーヒーと付き合っていくことが大切です。
今回は、コーヒーを飲んではいけない時間とその理由について詳しく解説します。
体にやさしいコーヒーの飲み方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
コーヒーを飲んではいけない時間
コーヒーを飲んではいけない時間は、「就寝前」と「朝イチ」があります。
なぜこの時間帯に飲んではいけないのか、詳しく解説します。
就寝前のコーヒーは睡眠の質を下げる
就寝前にコーヒーを飲むと、睡眠の質を下げやすいため注意が必要です。
コーヒーに含まれるカフェインには、眠気を引き起こすアデノシンの働きを妨げる覚醒作用があります。
就寝時に体内にカフェインが50㎎以上残っていると、睡眠の質を下げると言われています。
個人差はありますが、コーヒーを飲んでから体内のカフェイン量が半分になるまで、平均で約5時間。
一般的なドリップコーヒーには、約90㎎(150ml換算)のカフェインが含まれているため、遅くとも就寝の5時間前にはコーヒーを控えたほうが安心です。
朝イチのコーヒーも注意
朝起きたばかりの時間帯は、コルチゾールというホルモンが活発な時間帯。
コルチゾールは体内時計と関係が深く、体が自然に目覚めるのを促す役割があります。
しかし、この時間帯にコーヒーを飲むと、カフェインがコルチゾールの分泌を抑制してしまう可能性があります。
コーヒーによって、体の自然な目覚めを妨げ、体内時計や生活リズムが乱れる可能性があります。
また、空腹状態でコーヒーを飲むと、胃酸の分泌が促進され、胃痛や胃もたれを引き起こす可能性があります。
朝のコーヒーは目覚めたばかりに飲むのではなく、起きてから1~2時間後に朝食と一緒に飲むのが安心です。
夕方以降や朝イチに飲むならデカフェがおすすめ
ライフスタイルによっては、夕方以降や朝イチにコーヒーを飲んでホッとひと息つきたいと思う方もいますよね。
そんな方におすすめしたいのがデカフェです。
デカフェとは、90%以上カフェインを除去したコーヒーで、カフェインの影響をほとんど受けることなく楽しめるコーヒーです。
仕事や家事が終わって夜にホッとひと息つきたい時、朝バタバタしていて目覚めてすぐにコーヒーを飲みたい時、どんなシーンでも気軽に楽しめます。
また、健康志向の方や妊婦・授乳中の方にも、特にデカフェが好まれています。さらに、カフェインの影響を受けやすい方でも、安心して飲むことができます。
コーヒーを飲む時間と飲み方を見直して健康的な日々を
コーヒーは私たちの生活に欠かせない飲み物ですが、飲む時間帯によっては体に悪影響を与えることがあります。
特に「就寝前」と「朝イチ」のコーヒーは、睡眠の質を下げたり、体内時計を乱したりする可能性があるため、控えたほうがよいでしょう。
コーヒーを飲むなら、目覚めてから1~2時間後から夕方までがベストなタイミングです。
もし、夕方以降や朝イチに飲みたい場合は、カフェインの影響が少ないデカフェを選ぶのがおすすめです。
上手にコーヒーと付き合いながら、健康的な習慣を取り入れてみてくださいね。