コーヒーを飲むと下痢になるのはなぜ?原因と解決策を紹介 | uni coffee stand【ユニコーヒースタンド】

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コーヒーを飲むと下痢になるのはなぜ?原因と解決策を紹介


uni coffee stand(ユニコーヒースタンド)の焙煎士です。今回は、「コーヒーを飲むと下痢になるのはなぜ?原因と解決策を紹介」についてお話させていただきます。

朝の目覚めやリラックスタイムに欠かせないコーヒー。

しかし、コーヒーを飲むと「お腹がゴロゴロしてしまう」「すぐにトイレに行きたくなる」という経験はありませんか?

実は、コーヒーが腸を刺激しすぎてしまうことが原因かもしれません。

本記事では、コーヒーを飲むと下痢になりやすい原因と、その解決策について詳しく紹介します。

コーヒーで下痢になる原因とは?

コーヒーが腸に影響を与える理由はいくつかあります。特に、以下の3つの要因が関係していることが多いです。

1.カフェインの刺激作用

コーヒーに含まれるカフェインには、腸の動きを活発にする作用があります。

しかし、カフェインに敏感な人の場合、腸が活発に動きすぎてしまい、下痢を引き起こすことがあります。

【解決策:デカフェを試してみる】

カフェインに反応しやすい人は、デカフェ(カフェインレスコーヒー)に切り替えることで、お腹の負担を軽減できる可能性があります。

デカフェとは、コーヒーに含まれるカフェインを90%以上取り除いたもの。

通常コーヒーとほぼ変わらない風味のものも多く、カフェインを控えたい人におすすめです。

2.コーヒーの酸が胃腸を刺激

コーヒーにはクロロゲン酸という成分が含まれており、胃酸の分泌を促進する働きがあります。

そのため、胃が弱い人や空腹時のコーヒーは注意が必要です。

【解決策:酸味の少ないコーヒーを選ぶ】

クロロゲン酸は焙煎が進むことで分解され、苦み成分へ変化する性質を持っているため、深煎りコーヒーを選ぶのがおすすめです。

また、コールドブリュー(水だしコーヒー)も低温で抽出するため酸味が少なく、胃への負担が軽減されます。

3.ミルク(乳糖)が原因の可能性も

コーヒーに入れる牛乳が原因でお腹がゆるくなることもあります。

特に、日本人は乳糖を分解する酵素が少ないため、乳糖不耐症の人が多く、牛乳を摂取すると下痢を引き起こすことがあります。

【解決策:ミルクを変更する】

植物性ミルクなら乳糖が含まれないため、豆乳・アーモンドミルク・オーツミルクを検討しましょう。

また、乳糖が分解された低乳糖ミルクも、一般的なミルクよりお腹への負担が少ないです。

お腹にやさしいコーヒーの飲み方

コーヒーの選び方だけでなく、飲み方にも気を付けると、さらにお腹への負担を減らせます。

  • 空腹時のコーヒーを避ける

空腹時のコーヒーは胃に負担がかかりやすいため、食後や朝食・間食と一緒に飲むのがおすすめです。

  • ゆっくりと飲む

一気に飲むと胃腸が刺激されやすいので、少しずつ楽しみましょう。

  • カフェインの摂取量を意識する

1日にコーヒーをたくさん飲み過ぎると胃腸に負担がかかるので、適量を意識してくださいね。

自分に合ったコーヒーの飲み方を見つけよう

コーヒーを飲むと下痢になりやすい原因として、カフェイン・酸・ミルクが関係している可能性があります。

記事ご紹介した内容を取り入れることで、お腹にやさしいコーヒーがいただけます。

自分に合った方法を見つけて、無理なくコーヒーを楽しんでくださいね。

この記事の著者

HIGUCHI

長野県出身。喫茶店やカフェという空間に魅力を感じ始めたのは、高校生の頃。仲間と通った馴染みの喫茶店に始まり、日本だけでなく世界中のカフェを探訪。巡ったカフェ件数は数千件に及ぶ。そのカフェ巡りの経験を活かし、2017年11月『uni coffee stand』をオープン。自ら築き上げた人脈を頼りに、世界へ活躍の場を広げている。

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