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アイスコーヒーを前日に作るのはあり?ポイントを解説

「暑い季節、朝から冷えたアイスコーヒーを楽しみたい」「でも、朝はとにかく忙しくて淹れている時間がない」とお悩みではないでしょうか?

そんな方におすすめなのが、前日に作っておくアイスコーヒーです。

今回は、前日に作ることのメリットや美味しさをキープするコツ、避けたい注意点について詳しく解説します。

アイスコーヒーは前日に作り置きできる!

アイスコーヒーは、前日に作り置きしても大丈夫な飲み物。

朝の忙しい時間を少しでも快適に過ごすために、前日に作っておくのはとてもおすすめの方法です。

コーヒーを一晩冷蔵庫で寝かせることで、酸味や苦味が和らぎ、まろやかで飲みやすい味に変化します。

特に、スペシャルティコーヒーや酸味が特徴の豆を使うと、翌日の方が落ち着いた味になることも。

夜のうちに作っておけば、翌朝は冷蔵庫から取り出すだけで、カフェのような一杯が楽しめます。

アイスコーヒーの抽出方法

アイスコーヒーには大きく分けて2つの抽出方法があります。

それぞれに特徴があるので、お好みや生活スタイルに合わせて選びましょう。

急冷法

急冷法は、ホットで濃いめに抽出したコーヒーを、氷で一気に冷やす方法です。

  • ポイント:コクと香りがしっかり出る
  • 時間:短時間で作れる(5〜10分)
  • 向いている豆:深煎りやブレンドコーヒー

急冷することで香りを閉じ込め、フレッシュな味わいを楽しめます。

水出しコーヒー(コールドブリュー)

水出しコーヒーは、常温〜冷水で8時間以上かけてゆっくり抽出する方法です。

  • ポイント:まろやかで低酸味、すっきりした味わい
  • 時間:抽出に8〜12時間程度かかる
  • 向いている豆:中煎りやスペシャルティコーヒー

夜のうちにセットしておけば、翌朝にはまろやかで飲みやすいコーヒーが完成します。

カフェイン控えめな「デカフェ」で淹れるのもおすすめです。

おいしさを保つポイント

前日に作ったアイスコーヒーをおいしく飲むには、保存と管理、飲み方にも気を配りましょう。

密閉容器で保存する

コーヒーは空気に触れると酸化が進み、風味が損なわれてしまいます。

保存にはガラスやステンレスの密閉ボトル、またはしっかり蓋のできるピッチャーを使いましょう。

プラスチック容器は、におい移りに注意が必要です。

清潔な器具を使う

コーヒーを淹れる際に使用するドリッパーやサーバー、保存容器は、使用前後にしっかり洗っておきましょう。

古い油分や雑菌が混ざると、嫌な苦味や雑味が出てしまう原因になってしまいます。

できれば24時間以内に飲み切る

前日に作ったアイスコーヒーは、できれば翌日中に飲み切るのがベスト。

それ以上置いておくと風味が落ちるだけでなく、衛生面でも気になるところです。

「朝の分」「お昼」「夕方~寝る前」など、生活スタイルに合わせて、1日で飲み切れる量を意識すると良いでしょう。

砂糖やミルクは飲む直前に

甘みを加える場合、砂糖やミルクは保存前ではなく飲む直前に加えるのがポイントです。

事前に混ぜてしまうと、風味が変わることや、傷みやすくなることがあります。

無糖で保存して飲むときにアレンジ、という流れが安心です。

アイスコーヒーを前日に作って手軽に

アイスコーヒーを前日に作っておけば、忙しい日々の中でも手軽に楽しむことができます。

正しく保存し、豆選びや抽出方法を工夫すれば、翌朝にはおいしい一杯がいただけます。

ぜひ自分に合ったスタイルで、前日仕込みのアイスコーヒーを楽しんでみてくださいね。

この記事の著者

HIGUCHI

長野県出身。喫茶店やカフェという空間に魅力を感じ始めたのは、高校生の頃。仲間と通った馴染みの喫茶店に始まり、日本だけでなく世界中のカフェを探訪。巡ったカフェ件数は数千件に及ぶ。そのカフェ巡りの経験を活かし、2017年11月『uni coffee stand』をオープン。自ら築き上げた人脈を頼りに、世界へ活躍の場を広げている。

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